今日は、放課後デイサービスこども地域支援事業所「あしたのつばさ」の、和太鼓体験会を開催しました。
昨年に引き続き、2回目の開催でしたが、32名のお子さんが指導員の方、保護者の方に見守られながら、約1時間半、太鼓に触れあって頂きました。
最初は緊張感のある硬い表情のお子さんが多かったのですが、ご挨拶して体操が終わるころには、和気あいあい、子供たちの笑顔があちこちで見られて、内心ホッとしました(´▽`*)
その後、基礎打ち体験⇒大太鼓体験、そして最後はみんなで一つの曲に取り組むことまで出来ました。
そして、一番うれしかった事!
それは、最後の振り返り(反省会)で、小学生の男の子がこんな感想を。
「もっと続けてやりたい」
嬉しいを通り越して、涙が出そうになりました(>_<)
特性のあるお子さんが、普段は表に出せない心の声を、バチを通して太鼓の鼓面にどーん!とぶつけたとき、その姿は本当に素朴で、透明感がありまぶしく見えます。その音は、とても純粋に大きく、私たち大人のくすんだ感覚を吹き飛ばします。
私たちこそ、「続けたい」です。
和太鼓は、打てば鳴る楽器。
誰もが、音を響かせることが出来る単純な楽器。
少しでも多くの人が、和太鼓と触れ合うことで、自分の内面に抱えたものを吐き出してほしいと願います。
そして、特性を持った子供たちが、求められる喜び、人の役に立つことの充実感、そして、生かされていることが楽しいと、感じてもらえるようになったら、より一層社会は豊かになるはず。
その社会に貢献できる一助になるのであればと考え
神洲太鼓は、今年4月より「あしたのつばさ」放課後デイのプログラムの一つに参加させて頂くことになりました。
和太鼓を通して、新しいお子さんたちと出会えることを大変嬉しく思います。
最後になりましたが、本日の体験会には、アシスタントとして、骨盤力®の1級プロアドバイザーの吉長佑樹くんと、平井尚子さんが参加してくださいました。
特性を持ったお子さんたちが、背筋を伸ばして気持ちよく太鼓に向き合えるように、「姿勢を良くする」ことを念頭において、子供さん達に寄り添ってフォームを整えて頂いたことで、より充実した体験会になりました。
心より感謝申し上げます。